トータル・メイヘム

トータル・メイヘムでの各キャラ評価です。あくまで個人の見解に基づきます。
(ルール:6VS6 ライフ量200% ultチャージ速度150% クールダウン速度75%上昇
マップ限定:EICHENWALDE,HOLLYWOOD,KING'SROW,NUMBANI,ROUTE66,WATCHPOINT:GI
BRALTOR)

クールダウン速度(以下CD)上昇の恩恵・ultチャージ速度150%での恩恵・目標貢献タイムの3つの観点から評価を付けていきます。

今回のこのルールはやって頂けるとお分かりの通り、目標貢献タイムが非常に重要になってきます。拠点やペイロード周辺で戦いながら、ultで相手の数を減らす事が大切です。あと防衛の方が圧倒的に有利な気がします。

 

 

ゲンジ・トレーサー
[CD☆☆☆☆☆:ult☆☆:目標貢献☆☆]
木の葉返し・風斬り:ブリンク・リコール、のCD恩恵が非常に高くとても厄介な存在になります。ゲンジは2段ジャンプと木の葉返し、トレーサーはブリンクを繰り返すだけでほとんど被弾しません。特定のキャラに対するメタになる事が多いので、採用する価値はあります。
ultの恩恵は少なめです。龍撃剣は一振り120ダメ、パルスボムは最大でも400ダメなので、ライフ量200%の環境下ではタンクは勿論、オフェンス系も仕留めきることが難しいです。またこの2キャラはメイン攻撃の火力も低いため「鬱陶しいけど無視でいいや」となる場面が多くなります。
また元々裏取り要因でもあるため、拠点内での密集戦をあまり得意としません。目標貢献タイムはあまり伸びないことがほとんどでしょう。

 

リーパー・マクリー
[CD☆☆☆:ult☆☆:目標貢献☆]
レイスフォーム:フラッシュバンはCD恩恵を受けることが出来ますが、シャドウステップ:ファニング・コンバットロールは恩恵をあまり受けないように感じます。リーパーは役割対象であるタンクがライフ4桁&盾orバリアor自己回復持ちであるため役割を果たしずらい印象を受けます。マクリーも同様にメインの火力不足を感じるシーンが多くありました。
ultのデスブロッサムも削り切れないor防がれやすく、デッドアイはロックオン時間が掛かりすぎるので物陰に逃げられるシーンが多々ありました。
密集戦での居座りもあまり得意とは言えないので、目標貢献タイムも短めになることが多いです。

 

ソルジャー76
[CD☆☆☆☆:ult☆☆☆☆:目標貢献☆☆☆]
まず一番のCD恩恵であるバイオテックフィールド。効果持続時間内に再設置が可能になるため、普段以上に準ヒーラーとしての役割ができます。密集戦において非常に厄介な存在になるでしょう。ヘリックスロケットで火力も出しやすくなっています。
ultのタクティカルバイザーは、密集戦での敵ゲンジマクリートレーサーファラやサポート系の数を減らすのに有効です。ごちゃごちゃし過ぎてライフ管理が難しい状況に、オートAIMのultは中々使い勝手が良いです。
バイオテックフィールドを置き続けることで居座りが可能なので、目標貢献も他のオフェンスに比べて比較的伸びやすいように感じました。

 

ファラ・ジャンクラット
[CD☆☆☆:ult☆☆☆:目標貢献☆]
ファラはジャンプジェットのCD恩恵により、全く地に足を付けずに空爆を繰り返すことができます。ジャンクラットはコンカッシブマインでの近距離対応力の上昇や機動力確保、スティールトラップでの事故を狙いやすくなりました。メイン(直撃)の火力も高い事から一見強く思えますが、敵にウィンストンやザリアが居る時にほとんどダメージを取る事が出来なくなってしまいます。
ult恩恵は高い2キャラだと思います。両者ともult火力が高いため、確実に1体を狙って持っていく使い方が出来ます。が先ほどと同じくバリアやシールドがあったり、敵のライクが満タンだった場合は削り切れない場面が多々ありますので注意しましょう。
両者共に密集地帯外からの攻撃を得意とするキャラなので、貢献タイムは伸び悩みます。

 

ソンブラ
[CD☆☆:ult☆☆☆☆☆:目標貢献☆]
火力がとても低いため、敵を倒す役割は持てません。ハックがメインとなります。ultが溜まった敵やアビリティが非常に厄介になるキャラをハックし、密集戦を片付けるのが主な役割となります。光学迷彩は被弾すると意味がないのであまり活かせません。
ultは前述と同じく、密集戦での敵ハック→味方ultで敵を倒すのが非常に強くなります。自身の火力が無いので味方と上手く合わせる事・ハック対象を見極めることが重要になります。
元々トランスロケーターでの一撃離脱戦法をするキャラのため、敵に認識された段階で早々に撤退することが多いため、目標貢献タイムは短いことが多いです。

 

トールビョーン
[CD☆:ult☆☆☆☆:目標貢献☆☆]
CD恩恵はタレット設置のみですが、基本的にタレットを壊されないように立ち回るキャラなので恩恵は全キャラ最低レベルです。
ultのモルテンコアは、密集戦に横やりを入れる役割として強いな火力となります。機動力で時間を稼ぐキャラ系がタレットに撃ち落とされることが多々出てきます。ゲンジトレーサーファラへのメタにも若干なります。タレットに気付かれたら敵ウィンストンに無効化されますので注意。
自信が生存することよりかは、敵を自身に向けさせタレットに撃ち落として貰うことを狙った方が強いので、密集戦への参加回数が増えます。その結果貢献タイムは若干伸びる気がします。

 

バスティオン
[CD☆:ult☆☆☆☆:目標貢献☆☆]
CD恩恵はトールビョーンと同じくほぼ皆無です。自己修復もあまり集中して回復できる時間が無く感じます。
ultのタンクモードは非常に火力が出せるので、密集戦に有効です。敵の数を減らすために積極的に発動していきましょう。
目標貢献タイムはあまり伸びませんが、密集戦に横やりを入れる形での戦い方になりますので、メインの高火力から敵を減らせることが多々あります。結果的に目標に貢献しやすいキャラだと思います。ただ敵オフェンス系に居場所がバレると役割を果たせなくなるので、あまり人気の無い印象を受けます。

 

ウィドウメイカー・ハンゾー
[CD☆/☆☆:ult☆/☆☆:目標貢献☆]
ウィドウのヴェノムマイン・グラップリングフックのCD恩恵はほぼ無いでしょう。ハンゾーは矢散五裂が連射可能になりますが、やはり火力不足でしょう。両者の強みであるメイン火力による事故が、ライフ量200%のせいで狙えなくなりました。
ウィドウのインフラサイトはハンゾーの鳴響矢水と同じく、見えたところで…感があります。密集戦が多いので大体目視出来ますからね。ハンゾーの龍撃波は結構な頻度で連射が可能になりますが、削り切る前に範囲外に逃げられてしまうことが多々ありました。
両者ともスナイパーの性質上、目標貢献は低めです。

 

メイ
[CD☆☆☆☆☆:ult☆☆☆☆:目標貢献☆☆☆☆☆]
今回最強枠の一つです。クリオフリーズによる拠点&ペイロード周辺での居座り性能、またアイスウォールと交互に使うことで相手の射線から逃れながら、非常に長い時間を稼ぐことができます。凍結ブラスターで疑似ハック(ソンブラ)と同じ役割が可能なので、とても厄介なキャラになります。対処方法としては同じくメイで凍らせる・ソンブラでハックする・アナで眠らせるて回復妨害するなど、1:2以上で攻撃し続ける必要があります。しかしそうしている間にトレーサーやウィンストンが復帰してしまうシーンもかなり多いです。
ultのブリザードは密集戦で驚異になる上に、疑似ハック(ソンブラ)と同じ役割が持てるため、敵ultの抱え落ちなどを狙えます。
クリオフリーズとアイスウォールによる生存能力から、目標貢献は全キャラトップです。

 

ウィンストン・ザリア
[CD☆☆☆☆☆:ult☆☆/☆☆☆☆:目標貢献☆☆☆☆☆]

ジャンプパック・バリアプロジェクター:バリアショット・パーティクルバリアを連発可能になるため、普段より生存能力が跳ね上がりとても厄介になっています。普段なら火力不足のウィンストンも、密集戦において複数人にダメージを入れれることや、精確なAIMが不要なことから、普段以上に活躍が可能になりますザリアも常にエネルギーが充填されている状態になるので、非常に高い火力を出すことが出来ます。ライフ量の多いアタッカーです彼らは。
ウィンストンのプライマルレイジはライフ回復目的で活用すると良いでしょう。ザリアのグラビトンサージは相変わらず便利です。味方ultと合わせて敵の数を大幅に減らしていきましょう。普段より溜まりやすいので密集戦でどんどん発動していきましょう。
高いライフとバリアにより非常に長い時間目標に居座り続けることが可能ですゼニヤッタルシオなどのヒーラーが居た場合、難攻不落の要塞と化します。

 

Dva・オリーサ
[CD☆☆:ult☆☆☆:目標貢献☆☆☆]
DvaはブースターのCD恩恵により、普段以上にオフェンス寄りの機動力を手に入れる事が出来ています。オリーサはプロテクティブバリアを連投する事で、タンクとしての役割を果たしやすくなっています。が、ウィンストン・ザリアに比べると少し劣ってしまう印象を受けます。
Dvaの自爆は密集戦においてとても有効です。ただしオフェンス系には機動力、メイやザリアやラインハルトには無敵やバリアで防がれることが多いので、確実に敵を倒せるよう工夫をしましょう。オリーサのスーパーチャージャーも、密集戦での火力アップによる敵殲滅に向くうえ、それ自体にもライフと当たり判定があるため、盾としての役割も若干ですが果たせます。が、やはり機動力の差でしょうか。あまり見かけない印象を受けます
タンクとしての性能があるため、目標周辺での居座りは可能です。ただ前方以外からの攻撃を防ぐ方法が無いキャラなので、密集戦が得意というわけでもないでしょう。

 

ラインハルト・ロードホッグ
[CD☆☆/☆☆☆:ult☆☆:目標貢献☆☆☆]
ラインハルトはファイアストライクとチャージを連発できるようになり、よりトリッキーな運用が出来るようになりました。ロードホッグはメインウェポンになるチェインフックが連発可能なため、使っていて楽しくなれます(?)。ただ両者ともメインのDPS的に火力不足感があります。
アースシャッターは密集戦において有効ですが、その後に敵を倒しきることは難しいかもしれません。ホールホッグは火力が出る上にノックバック性能があるため、敵タンクを倒すのに狙ったり、延長時に無理矢理的を排除するのに有効かと思われます。
タンクとしての性能があるため居座りは可能ですが、機動力を持たないために狙われやすいキャラになります。

ルシオゼニヤッタ
[CD☆☆☆☆☆/☆:ult☆☆☆:目標貢献☆☆☆☆☆/☆☆☆]
個人的にはこの2キャラが今回のメインヒーラーだと思います
ルシオは元々のウォールライドやスピードブーストによる機動力、そしてヒールブーストを連発可能なったことで、密集戦での味方全員のライフを管理することが出来ます。元々厄介なタンク勢が全く倒せないレベルになるので、弱体化前のような「生きてるだけで活躍できる」が可能なキャラに戻りました。ゼニヤッタはCD恩恵は少ないですが、調和のオーブを誰かに付けているだけで実質その味方は死ななくなりますし、不和によるダメージ増加が敵の数を減らす手段としてとても有効になってきます
ultは両者とも範囲回復なので、敵のultを見てから発動すると良いでしょう。全員のライフが強化されているので、敵ultの発動を見てからでも全然間に合います。
ルシオは強力な範囲回復と機動力で目標貢献度は非常に高いです。ゼニはルシオ程とはいきませんが、調和と不和によるサポートは全体をコントロールする非常に重要な手段になってきます。

 

アナ
[CD☆☆☆☆:ult☆☆☆:目標貢献☆☆☆]
今回のメタりメタられ枠。役割対象としては敵タンクやメイへの回復妨害(バイオテックグレネード)。範囲回復にもなるので密集戦でも有効です。逆に敵のオフェンス系に狙われると、機動力と対面火力を持たないためかなり苦戦することになります。タンクの近くで行動し続けるのが良いと思います。またスリープダーツは起きる前に二投目が可能なので、永遠に寝かせ続けることも出来ます。
ultは火力150%アップを生かし、味方のファラソルジャーのultや、ザリアなどに合わせて撃つと効果的と思われます。被ダメ軽減は元々ライフが多いからあんまり恩恵を受けなくなったかな?
目標貢献は難しいものの、上記の通りタンクに常にくっつくイメージで行動することで、稼げると思います。アナの役割はスリープダーツによる無力化とバイオテックグレネードによる敵への回復妨害です

 

マーシー
[CD☆:ult☆:目標貢献☆☆]
CD恩恵は全キャラ中最低ですね。ガーディアンエンジェルは元々CD1.5秒なので、それ以上早くなっても特に恩恵はありません。今回のような密集戦がメインのルールなら特にです。運用方法としては火力のある味方にダメージ増加を付けてちょこまかする…でしょうか。
ultのリザレクトは、元々ライフ量200%のため敵味方が死にづらい事と相まって、有効活用されない場面がほとんどです。どうせならばリザレクトよりシンメトラのテレポートの方が有効な場面が多いです。
密集地帯の味方に飛び続けながら自己回復で生存することもできますが、それはマーシーの立ち回りとは言えない気がします。このルールでマーシーは難しいと感じました。

 

 

シンメトラ
[CD☆:ult☆☆☆:目標貢献☆☆]
セントリータレットは次々と設置が可能ですが、密集地帯に置くと壊されやすく、かといって狭い場所での戦闘はほとんどなく、ダメージ的にも削り切れない事が多いです。フォトンバリアも連射しやすいですが、バリアの移動速度が速いため活かせるシーンは少ないです。
ultはテレポーターがいいでしょう。しかし役に立つ場面より、トレーサーやウィンストンなら素で戻っても結構早いと感じるシーンも多々。
目標周辺でのビームによる殲滅力はありです。機動力の高いオフェンス系を倒しやすいキャラではあります。彼女にアナのultを当てるのも有効かもしれません。がヒーラー枠なのでライフは少なめです。